ダッチオーブンについて
大好きなダッチオーブンについていろいろと
考えてみました。
思い込みやガセがあったらごめんなさい。
まずは、素材によるダッチオーブンの特性について
(某所にも書いた内容なので見た事がある人もいるかも・・・)
空焚き
鋳鉄◎ 黒皮◎ ステン○ アルミ×
ステンの空焚きはOKらしいですが、SOTOの説明書によると変色する恐れがあるらしいです
急冷
鋳鉄× 黒皮◎ ステン◎ アルミ×
蓄熱性
ステン>鋳鉄>黒皮>アルミ
温度むらの少なさ
アルミ>黒皮>鋳鉄>ステン
上の2つは必ず反対になるはずです。
安さ
鋳鉄>>>>黒皮≒ステン>アルミ
錆び難さ
アルミ=ステン>>>黒皮>鋳鉄
軽さ
アルミ>>>>鋳鉄>>ステン≒黒皮
(厚みを考えずに比重で比較しています)
特性的にはこんな感じになると思います。
そして、ダッチオーブンと言えばブラックポット。
何故黒くなるのか?
ゆかいsanの『
本当のシーズニングって どうやるんだろう?』でもコメントしていますが、
a. 黒錆=黒皮=四酸化三鉄の皮膜
b. 油と(鋳鉄からでた)カーボンがくっ付いたもの
この2つが考えられます。
aの黒錆とは何か?
スチールウールを燃やす実験を小学校か中学校でやりますよね。
あの黒くなるのが黒錆です。
酸化作用ですので表に油があっては起こり難い現象だと思います。
洗剤できれいに油を落としてから火に掛けていればできると思います。
ここで問題は、
『鋳鉄のダッチオーブンは洗剤で洗わないのを良しとします。』
ってことです。
つまり、鋳鉄のブラックポットの正体は黒錆ではなく、油主体だと思います。
bは、油とカーボンが混ざった物で、カーボンの黒がブラックポットの正体では?
という結論になりました。
これは洗剤で洗い流したりしなければ蓄積していきますよね。
余談ですが、『洗剤を少し付けて洗う』ってどうなんでしょうか?
部分的に油と洗剤が混ざって、洗剤の成分も残るような気がします。
アウトドアの調理器具ですから洗剤で洗わずに・・・
というのも良いかも知れません。
しかし、子どもも食べるから洗剤でしっかり洗いたいのがちぇしゃ猫の考えです。
すると、黒皮かステンになるのですが、
温度むらの少なさと、空焚き性能の差から
やっぱり黒皮鉄板が、ちぇしゃ猫のお勧めです。
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